自分の仕事を疑問視し続けることこそ、採用に携わる人間の責任。
INTERVIEW

2016年 中途入社 小島 貴之TAKAYUKI KOJIMA 転職会議 / グループリーダー

前職はポータルサイト運営企業でのエンジニア。様々な事業部を経験しマネジメントをする過程で今後さらにスキルを蓄える必要があるとの考えから、より自らのスキルを磨き、課題を解決していける企業を望みリブセンスへ。

「すぐ辞める」ことを望んでいる転職者なんていないはずだ。

新卒社員の約3割が3年以内に退職してしまう、という話はよく耳にしますが、同じようなことは転職の文脈においても起こっています。現職での業務をこなしながら、限られた時間と手段で転職先を探し、入社する。しかし思い描いていた仕事とはギャップを感じ短期間で退職したり、履歴書への影響を危惧して我慢して働き続けたりする人がいる。退職・転職そのものは、悪いことではないと思います。けれど転職するにあたり、「すぐ辞めよう」と思って活動をする人はいないはず。誰もが自分にあった場所で働き続けられることを求めていて、それが多くの人にとってかなわないならば、現在の採用市場は、「いびつ」なものであるのかもしれません。

わたしたちが目指すのは、無駄な転職の撲滅。

現状の転職市場の課題として、企業が開示する情報と転職者が求める情報との非対称性が挙げられます。私が担当する「転職会議」というサービスが目標としているのは、転職者が「本当に必要としている情報」を提供することにより、無駄な転職を撲滅することです。採用企業は、会社の魅力を伝えることで良い人材を採用したい。コストをかけて採用活動を行うのだから、ミスマッチは避けたいし長く勤めてもらいたいはずです。一方で転職者は、企業のリアルなところが知りたい。企業にとって一見不利とも思われる情報まで含めてフラットに知ることができれば、転職後に「こんなはずじゃなかった」という後悔を防げると思います。転職者一人ひとり、希望する働き方や業務内容は異なります。一見不利な情報も、ある人にはメリットと捉えられるかもしれません。双方にとってぴったりマッチする転職が叶えられる世界を目指しているのです。

情報の切り口を変えることで、課題解決への突破口を。

リブセンスに入社するまで、私自身はこのような課題を意識したことがありませんでした。転職市場の問題点やこの事業意義に気づいたのは、現部署へ配属となってからです。『転職会議』は、企業側が発信するだけの企業紹介ではなく、内部を知っている人のリアルなクチコミを掲載することで転職者に企業の実情をより詳しく知ってもらえるサービスです。私がここで行っているのは、エンジニアであるチームメンバーのマネジメント、課題整理や業務管理、開発などを行っています。日々のサービス開発においては、転職会議のユーザはもちろんですが、サービスを利用する企業と、双方の役に立てることを意識して進めております。

ゴールは入社ではなく、マッチすることにある。

採用において本来考えるべきは、ただ人を採用できるかではなく、お互いにとってマッチングする人を採用し、活躍・定着してもらえるかです。そのとき必要なのは、それぞれをよりよく見せる技術よりも、多様な切り口の情報を開示して判断材料を増やし、マッチングの精度を高めていくこと。少しずつ採用の市場を自分たちの思う正しき姿に変えられている実感もありつつ、まだまだ課題は解決しきれていないと感じています。適切で正しい転職について考え、自分たちのあり方を問い直し続けることは、私たちのような転職者と企業の間に立つ者の大きな責任であるはずなのです。

転職会議

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