選択肢は山ほどある。あとは、自分でキャリアを選び、切り拓くだけ
INTERVIEW

2018年 新卒入社 丹羽 祥太SYOUTA NIWA / コーポレート

学生時代は生物学を専攻。就職活動を経る中で「異分野で、自身の可能性を試したい」と思うようになり、就職活動の方向性を大手企業からベンチャー企業へ変更。入社後は中途採用領域の営業、PdMを経験。現在は経営戦略部で、経営企画やIRの担当を務める。

せっかくの新卒。面白そうな場所に、飛び込んでみよう

大学では理系学部の研究室にいたため、就活は医薬品や食品の研究職を受けていました。でも面接が進むにつれて、せっかくさまざまな可能性がある新卒なのだから、まったく知らない業界に飛び込むのもいいと考えるように。なかでも成長機会が多そうなベンチャー企業を中心に、改めて就活をスタートしました。リブセンスに興味を持ったきっかけは、ITで社会の課題を解決していこうとする姿勢と、成果報酬型のビジネスだったことです。いままでにないビジネスの仕組みを考えていく事業は、とても面白そうだと思いました。若手でも頑張り次第で多くのチャンスがつかめそうなところにも、強く魅力を感じましたね。

配属されたのは「正社員転職サイト『転職ナビ』(2022年1月にサービス終了)」のセールス職で、まず担当したのは営業の架電や問い合わせ対応、資料の作成など。ビジネスパーソンとしての基礎的な部分をみっちり鍛えられて有意義な時間でした。自分なりに工夫したことが結果に結びつくポジションなので、やりがいも大きかったです。たとえば、採用ハードルが高い企業からじっくりと課題をヒアリングし、採用ルートの改善を提案すると、数年間ゼロだった採用者が一年で一気に3名へ増えたりする。自分の頑張りが、わかりやすく数字であらわれるのがうれしかったですね。

会社のなかでも、自分の新たな可能性を探り続けられる

リブセンスは、異動や職種転換の希望が出しやすい職場です。私も2年ほどセールスを経験したあと、別の職種も経験してみたくて、職種転換の希望を出しました。セールスも楽しかったけれど、自分はいわゆる“営業向き”なコミュニケーション能力や交渉力がそこまで強くない気がする。でも、もしかすると自分の指向性や特性がよりマッチする仕事が他にあるかもしれません。いろんな可能性を、社内で探ってみたいと思ったんです。

行き先は具体的に指定していなかったため、会社から提案を受けたPdM(プロダクトマネージャー)&マーケ(マーケティング)職に異動。「転職ナビ」の応募率や採用率を引き上げるべく、改善プランを検討・実施していく役割でした。仮説を立てて対策を考え、成果を出していく業務はセールスでもやっていたけれど、やはりとても面白い仕事です。ただ、サービスの内側にある数字を見て的確な推測をするには、それなりの経験値が必要。どれだけ事前に考えてもすべて思ったとおりにはいかない、難しい作業でもあります。でも、数字の分析や仮説・検証はまったく苦にならないので、楽しさが勝っていましたね。上長や先輩に教えていただいたり、自分なりにさまざまな書籍やコンテンツをインプットしたりして、少しでも精度を上げようと努力もしました。

自分にいま何ができるかを問い続け、進む

PdM&マーケを務めていた事業の撤退により、2022年からはコーポレート部門の経営戦略室に配属されました。次は、予実の管理や見通しの分析、中長期の予算策定など、経営管理を担う部署です。これまでとはレイヤーの違う業務内容だけど、仮説を立てて成果物をつくりだすという作業の根幹は変わりません。複数の事業部を経験してからコーポレートに異動したため、現場感を理解していたことは大きなメリットでした。

とかくヘビーな内容は多いものの、会社の課題に真っ向から取り組めるのは面白いですね。目の前のタスクを消化するという意識だけではなく、会社を成長させるためにはどうすればいいのかを考え、つねに自分から新しい仕事をつくろうとする視点を持っていると、業務がどんどん深まっていきます。リブセンスのここ数年の成長は、もともとあった事業のポテンシャルを活かしたもの。でも、ここからよりいっそう伸びていくには、一度しゃがむようなことも必要かもしれません。その道筋を、自分なりに考えて意見を出すことができるんです。

これから、会社の舵を取っていくために

会社の舵を取れるような人材になるために、学ぶことはまだまだたくさんあります。専門知識を身につけるだけでなく、社内の連携を促す力も必要です。経営層と仕事をする機会が増えて、そうした視野もぐっと広がったように思います。

リブセンスには、若手のうちからどんどん提案できる自由な環境があります。だからこそ、自分のスピードや行動量に合わせてのびのびとチャレンジでき、成長がついてくるんです。就活のときに「成長機会の多い会社」としてリブセンスを選んだことは、間違っていませんでした。